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良性腫瘍

色素性母斑

良性腫瘍色素性母斑は黒褐色のあざで、ほくろのような小さなものから、巨大なものまで大きさは様々です。
母斑細胞が表皮と真皮の境目もしくは真皮の中に存在して、メラニン色素を作り出すために、褐色ないし黒色に見えます。
時には毛が生えたり表面がでこぼこすることもあります。
小さな色素性母斑は悪性化することはあまりありませんが、巨大色素性母斑はより高い確率で悪性化し、皮膚癌のなかでも最も治りにくい悪性黒色腫になると言われています。
足の裏や手のひらのほくろも悪性化しやすいと言われますが、それほど頻度は高くありません。

脂腺母斑

出生時または幼少時から見られる黄色調を呈するあざです。
乳幼児期では皮膚表面は正常色調で平らから軽度の凹凸となりますが、脂腺の発達する思春期以降ではしだいに顆粒状に隆起し、色調も加齢により褐色調を帯びてきます。
また頭部に発生すると毛髪を欠くことになります
自然消退はなく、多くは単発性です。

他のあざと同様に、体が大きくなるのに比例してこのあざも大きくなります。
注意することは加齢と共に脂腺母斑から続発性に腫瘤が発生することです。
その頻度は本母斑の約20%と言われています。
続発性腫瘤には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、母斑表面に変化が見られたときには注意が必要です。
続発性腫瘤の発生年齢は平均30~35歳とされますが、まれに10歳以下の例もあります。
したがって、欧米や本邦でも脂腺母斑は禿髪や盛り上がって汚いといった整容面ばかりでなく、皮膚癌などなどになりやすいので比較的低年齢でも治療対象となります。

脂肪腫

脂肪腫は、皮下に発生する軟部組織の腫瘍の中では最も多くみられる良性の腫瘍(できもの)です。
脂肪腫には、皮下組織に見られる浅在性脂肪腫と、筋膜下、筋肉内、筋肉間に見られる深在性脂肪腫があります。
普通は、成熟脂肪組織で構成される柔らかい単発性腫瘍ですが、稀に多発性することがあります。

発生時期は幼少時と考えられていますが、緩徐に発育するため発見は遅く、20歳以下には稀で、40~50歳代に多く見られます。
男女比は報告により一定しませんが、女性に多いとされ、また、肥満者に多いとも言われています。

身体の各部に発生しますが、背部、肩、頸部などに多く、次いで上腕、臀部、大腿などのからだに近い方の四肢に多くみられます。
顔面、頭皮、下腿、足などは比較的まれです。
大きさは数mm径の小さなものから、直径が10センチ以上に及ぶものまでいろいろです。
通常、痛みなどの症状は無く、皮膚がドーム状に盛り上がり、柔らかいしこりとして触れます。

粉瘤

体中の何処にでも出来る良性の皮下腫瘍です。
多くは背中や顔の頬や耳たぶなどにできて、俗に『脂肪の固まり』などといわれています。
半球状の固まりとして触れ、真ん中にやや黒っぽい開口部が見られることもあります。皮膚に密着して周りより硬く触れます。

発生の原因は、判らない場合が多いのですが打撲や外傷などの後に起こることやニキビ痕にできることもあります。
皮膚の上皮成分(表皮や外毛根鞘)が皮内や皮下に落ちて袋を形成し、その中に粥状をした垢や脂が貯まってできた固まりです。

あまり大きくならず自然に無くなることもあります。
しかし、多くは放っておくと徐々に大きくなり野球のボールくらいの大きさになることもあります。
時には細菌感染を起こして急にその大きさを増し、赤く腫れて痛みを伴い『おでき』と間違われます。

類皮嚢腫

眼、鼻の周囲、耳後部、口腔底などの顔面領域に好発する円形の良性腫瘍です。
全身のどこにでも発生しますが、顔面以外では卵巣や腰椎での発生の報告もあります。
顔面では眼窩上外側の発生が最も多いとされ、出生後、早期に見つかることが多いです。

一般に無痛性で表面が平滑、皮膚との癒着はありませんが、骨膜との癒着がある場合が多いです。
腫瘍の発育は殆どないか、緩徐ですが、外傷などを契機として増大したり,炎症を起こすこともあります。

石灰化上皮腫

石灰化上皮腫とはその名の通り皮膚の一部が石灰のように硬くなる良性の皮下腫瘍の一つです。
他の皮膚皮下腫瘍と同じようになぜ発生するのか原因は分かっていませんが、毛母腫という別名が現すように毛根に存在する毛母細胞を起源とする腫瘍です。

比較的若い人、特に小児の顔(まぶた)、腕、頸などに発生することが多いと言われています。

耳下腺腫瘍

耳下腺とはおたふく風邪で腫れる唾液を作る臓器の一つで、左右の耳の前方に位置します。
耳下腺内には顔面神経が走行しており、顔面神経の外側を浅葉、内側を深葉と呼んでいます。
耳下腺腫瘍は腫瘍全体からみれば3%前後で、発生頻度も10万人に1~3人といわれています。
耳下腺腫瘍の中で約80%程が良性とされ、良性腫瘍の中でも多型腺腫が70~80%を占め、他に腺リンパ腫(ワルチン腫瘍)、血管腫、脂肪腫などを認めることもあります。

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