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小児形成外科

小児の熱傷

小児形成外科 熱傷は、小児が受傷する外傷のなかでも最も頻度が高いものの一つです。
その治療にあたっては、全身的にも局所的にも小児としての生理学的特徴を考慮したうえで治療を進めることが大切です。
初期治療においては、熱傷面積の計算など、成人と異なった考え方が必要です。

一方、小児熱傷では治療は初期治療のみにとどまることはなく、成長に伴って生じる四肢や頚部の瘢痕拘縮(ひきつれ)などの諸問題にも、適切な対応を継続しなければなりません。
たとえば、手の熱傷では、熱傷が治癒した後に、瘢痕により指の曲げ伸ばしが不自由になることが多く、スプリント療法を行ったり、二次的に形成外科的な手術必要になったりします。

そのほか、集団生活をスムーズに行うためのサポート、醜形にともなう精神的ストレスに対する援助など、患児のQOLを高める治療を家族と共に継続していくことも重要です。
形成外科ではこれらをふまえて、長期的計画を立て、小児熱傷の初期治療から瘢痕拘縮などの長期的な治療までを一貫して行っています。

凍傷

凍傷は、皮膚に寒冷が直接作用したときに、組織が凍結することによって生じる傷害です。
多くは、厳寒下、強風また高冷地で受傷します。
近年では、冬季スポーツ時スキー靴等の不適合などによる足の小趾の外側、母趾の先端の凍傷、寒冷地の学童の耳、手、幼児の頬などの小範囲のものなどです。

耳垂裂

耳垂裂とは生まれつき耳垂が割れている状態の耳介先天異常の一種です。
この割れた状態は一定ではなく、耳垂下縁の軽度のくびれ程度から、単純に縦に割れた状態、2ないし4個の分葉状に割れている状態など様々です。

耳(前)瘻孔

耳瘻孔とは、生まれつき耳の周囲に小さな穴が開いて、その下方に管(または袋状)があり、その管の先端は耳介軟骨で終わっているものを言います。
これは耳を形成する時の異常により生じたものと言われています。
耳の異常の中ではかなり頻度の高い疾患の1つです。

埋没耳

耳介の上半が側頭部の皮膚に埋もれ込んだ状態をいいます。
指でつまんで引っ張り上げることができますが、指をはなすと元に戻ってしまいます。
埋もれている部分の軟骨には頭側に折れ畳まれたような変形があります。
片側性のことも両側性のこともあります。
片側例では、よくみると反対側の耳介上半にも同様の変形があることがあります。

その他の耳介異常

正面から見ると耳が大きく見える立ち耳、耳の上部が垂れて折れ曲がった垂れ耳や折れ耳、耳の上部がとがった感じのするスタール耳などが多いです。
これらはいずれも形態のみの異常であり、聴力に直接影響する疾患ではありません。
従って機能的に問題となることは少ないのですが、垂れ耳折れ耳などでメガネやマスクがかかりにくい場合もあります。

アザ・苺状血管腫

正面から見ると耳が大きく見える立ち耳、耳の上部が垂れて折れ曲がった垂れ耳や折れ耳、耳の上部がとがった感じのするスタール耳などが多いです。
これらはいずれも形態のみの異常であり、聴力に直接影響する疾患ではありません。
従って機能的に問題となることは少ないのですが、垂れ耳折れ耳などでメガネやマスクがかかりにくい場合もあります。

赤アザ・海綿状血管腫

海綿状血管腫は子供のころに気がつかれるのが殆どですが、ずっと後になってから明らかになってくるものもあります。
普通は皮膚が少し盛り上がり、押すと軟らかく中に血液を含んでいるので「ぷくぷく」とした感じがあります。
似たような病気として「動静脈ろう」というのがあり、時として合併していることがあるのですが、「動静脈ろう」は触ると拍動を触れるので海綿状血管腫とは区別することができます。
また皮膚の表面のほうは他の毛細血管が拡張するタイプの血管腫が合併していることもあります。
このようなタイプは「イチゴ状血管腫」と鑑別することが難しいことがあります。
「イチゴ状血管腫」は成長の過程で小さくなることがあるのに対して、海綿状血管腫は小さくなることはありません。

青アザ・太田母斑

太田母斑は、眼皮膚メラノーシスとも呼称される先天性及び後天性の色素斑です。

その色は、青灰(色)~黒(色)~褐色と分布するメラニンの深さや密度により、異なる様相を呈します。
好発部位は、上下眼瞼、強膜、頬部、側頭部、鼻背、鼻翼、前額、耳介、下顎部などです。その他に、稀ではありますが、頚部、肩などの例も存在しています。

女性に多く、その出現時期は、生下時および乳児期にみられる早発型と、思春期や妊娠、出産後、閉経後などのホルモンバランスの大きく変化する時期に顕在化してくる遅発型とがあります(平均では20才代となります)。
通常、片側性ですが、両側性のこともあり、両側性後天性メラノーシスや肝斑などとの注意深い鑑別を要することもあります。

茶アザ・扁平母斑

扁平母斑はほくろのように皮膚から盛り上がることはありません。
盛り上がりの無いあざと言う意味で扁平母斑と呼ばれています。
通常は茶色のあざですが、茶色のアザの中に直径1mm程度の小さな黒い点が混在することもあります。

ほとんど、生まれつきに存在しますが、思春期になって発生する場合もあります(遅発性扁平母斑)。
思春期になって発生する場合には毛が同時に生えてくる場合が多くあります。
肩に出来た発毛性の遅発性扁平母斑はベッカー母斑と呼ばれています。

先天性、遅発性の扁平母斑とも、悪性化することは、通常ありません。

表皮母斑

出生時または幼少時から見られる表皮の過形成によるあざです。
自然に消退することはなく、他のあざと同様に体が大きくなるのに比例してあざも大きくなります。
頻度は低いですが思春期以降に表皮母斑に良性または悪性の続発性腫瘤が発生することがあります。
また表皮母斑に中枢神経系、骨格系の異常を合併することがあり、表皮母斑症候群と呼ばれています。

脂腺母斑

出生時または幼少時から見られる黄色調を呈するあざです。
乳幼児期では皮膚表面は正常色調で平らから軽度の凹凸となりますが、脂腺の発達する思春期以降ではしだいに顆粒状に隆起し、色調も加齢により褐色調を帯びてきます。
また頭部に発生すると毛髪を欠くことになります。
自然消退はなく、多くは単発性です。

他のあざと同様に、体が大きくなるのに比例してこのあざも大きくなります。
注意することは加齢と共に脂腺母斑から続発性に腫瘤が発生することです。
その頻度は本母斑の約20%と言われています。
続発性腫瘤には良性腫瘍と悪性腫瘍があり、母斑表面に変化が見られたときには注意が必要です。

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